◆ 勝ち越しを決めた好走塁「ギャンブルする場面ではなかっただけに…」
ロッテは12日、広島とのカード3戦目を5-4で勝利した。4-4で迎えた7回裏、無死三塁の好機で寺地隆成の打球が投手に当たり二塁方向へ転がる間に、三塁走者・藤原恭大が本塁へ。捕手のタッチを上手くかわし、わずかに左手で本塁に触れて生還した。
勝ち越しを決めた藤原の好走塁は、12日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』でも大きな話題となった。
野村弘樹氏が「見ていると、タイミングは完全にアウト」と語ると、片岡篤史氏は「藤原の個人技というか、スーパー走塁。これはもうセンスといったらそれで終わりだが、この場面でこのようなことができるのは本当に素晴らしい」と称賛。「ただ無死三塁で、三塁を見ていたら多分抜けてからのようなサインが出ていると思う。だから今日はセーフになったが、なかなか練習できる場面ではないので、これからこういう場面だったらどうするのかという面で良い経験になった。ギャンブルする場面ではなかっただけに、藤原の個人技でそれをカバーして決勝点に結び付けた」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』