○ カブス 3x-2 パイレーツ ●
<現地時間6月15日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが同地区最下位パイレーツとの本拠地4連戦を勝ち越し。鈴木誠也外野手(30)は「3番・右翼手」でフル出場し、無安打ながら1打点を記録した。
今カードは4戦全てが1点を争う好勝負となった。2勝1敗と一歩リードして最終戦を迎えたカブスは初回に2点先制を許すも、直後の1回裏に一死三塁と好機を作り、鈴木の内野ゴロの間に得点。さらに、マイケル・ブッシュ、ダンズビー・スワンソンの連打で2点目を挙げ、すぐさま同点に追いついた。
その後は両軍投手陣の好投により膠着状態が続き、試合は延長タイブレークに突入。延長10回表をゼロに抑えると、10回裏にパイレーツの守護神ベドナーから一死二、三塁と好機を迎え、イアン・ハップが右前へのサヨナラタイムリー。3カードぶりの勝ち越しを収め、貯金を今季最多タイの「16」に増やした。
この試合の鈴木は4打数無安打、1打点という内容で3試合ぶりの打点をマーク。今季成績を打率.261、17本塁打、58打点、OPS.847とし、ナショナル・リーグ打点部門トップのピート・アロンソ(メッツ)に5打点差の単独2位につけている。