約1年10ヶ月ぶりの投手復帰を果たしたドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)

◆ 本拠地ドジャー・スタジアムで待望の二刀流復帰

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が現地時間16日のパドレス戦に「1番・投手兼指名打者」として先発出場。663日ぶりの復帰登板を1回1失点という投球で終えた。

 エンゼルス所属時の2023年8月23日以来、ドジャースの一員として初のマウンドに上がった大谷。初回、先頭打者タティスJr.に対する復帰第1球は、真ん中低めへ球速97.6マイル(約157.1キロ)のシンカー。その後、フルカウントから99.1マイル(約159.5キロ)のフォーシームで右中間前方への飛球に打ち取ったが、右前安打で先頭出塁を許した。

 続く2番、昨季首位打者のアラエスへの初球が暴投となって無死二塁。アラエスに対してはこの試合の最速100.2マイル(約161.3キロ)を記録するなどカウント2-2と追い込むも、再び中前安打を浴びて無死一、三塁とピンチが広がった。3番マチャドはフルカウントから外角へのスイーパーでセンター定位置付近への中飛に打ち取ったが、これが犠飛となって先制点を献上。中堅手アンディ・パヘスが本塁へ好返球を見せたが、わずかに及ばずホームインを許した。

 4番シーツには一二塁間深くへゴロを打たれるも、二塁手トミー・エドマンの好守備により二ゴロ。二死二塁と再び得点圏に走者を背負ったが、5番ボガーツをカウント1-1から低めのシンカーで三ゴロに仕留め、初回を最少失点で切り抜けた。

 直後の第1打席は、パドレスのエース右腕シースに対して空振り三振。当初の予定通り“オープナー”としての起用となり、2回表から左腕アンソニー・バンダがマウンドに上がった。大谷の復帰登板は1回28球を投げて2被安打、1失点という投球内容。スイーパー、フォーシーム、シンカー、スプリットの4球種を投じ、フォーシームの平均球速は99.1マイル(約159.5キロ)を計測した。

 大谷は2023年9月に自身2度目となる右肘手術を受け、ドジャース加入1年目の昨季は打者に専念。昨季途中からリハビリを進めていたが、ワールドシリーズでの負傷によりシーズン終了後の11月に左肩関節唇の修復手術を受けた。今春のスプリングトレーニングからブルペン投球を再開し、現地5月25日から実戦形式の打撃練習に3度登板。待望の二刀流復帰を果たした。

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ベースボールキング編集部

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