2本塁打を放ったドジャースのアンディ・パヘス(写真=GettyImages)

○ ドジャース 8-6 パドレス ●
<現地時間6月17日 ドジャー・スタジアム>

 ロサンゼルス・ドジャースが同地区カード2戦目に競り勝って4連勝。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場するも、今季ワーストの4三振を喫した。

 同地区カード2戦目は序盤から点の取り合いとなった。ドジャースは初回、オープナー起用の左腕ジャック・ドレーヤーが1点を失うも、2回裏にマックス・マンシーの同点犠飛、アンディ・パヘスの14号ソロで逆転に成功。しかし、直後の3回表に2番手右腕ルー・トリビーノが2点を失い、再びパドレスに1点リードを許した。

 スコア2対3の3回裏、一死から大谷が第2打席に立つと、パドレス右腕バスケスの初球フォーシームが右太ももに直撃。前日のカード初戦ではパヘスへの死球で一触即発の場面があり、この試合では直前の3回表にパドレスのタティスJr.が死球を受けていた。報復とも考えられる大谷への死球により審判団が両軍ベンチへ警告を与えると、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が激昂。猛抗議の末に退場処分が下され、球場は騒然となった。

 指揮官退場のアクシデントに見舞われながらも、4回裏にパヘスが2打席連発となる15号ソロを叩き込んで試合を振り出しに戻すと、6回裏にウィル・スミスの7号2ランで再び逆転。さらに、パヘスの適時打、トミー・エドマンの2点適時二塁打と打線が繋がり、この回一挙5得点を奪った。

 その後ドジャースは7回表に2点差まで迫られ、二死二、三塁と一打同点のピンチを背負うも、4番手右腕マイケル・コペックがリードを死守。8回表にも二死満塁としたが、5番手左腕アンソニー・バンダが無失点で切り抜けた。9回表を左腕タナー・スコットが逃げ切り、今季14セーブ目。今季最多の貯金を「16」に増やし、同地区4連戦を2勝0敗で折り返している。

 この試合の大谷は4打数無安打、1死球に終わり、2022年9月7日のタイガース戦以来となる4三振を記録。今季成績は打率.296、25本塁打、OPS1.027にダウンした。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】「ABEMA」がMLBを生中継
日本人選手の活躍を無料で視聴できる!

ABEMA × MLB2025

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2025シーズンのMLB公式戦を無料生中継! 平日のドジャース戦全試合を含む、レギュラーシーズン485試合を生中継で楽しむことができます。また、試合の名場面を試合終了後から楽しむことができる「ハイライト映像」も無料で視聴可能。

プレミアム会員なら一部のプレミアム限定配信試合も見放題で楽しめるほか、試合後1週間いつでもフル映像を視聴可能。さらに、みんなで観戦を楽しめる「コメント機能」、試合途中でも最初から視聴できる「追っかけ再生」など機能も充実。

スマホ、PC、タブレット、TVなどマルチデバイスでどこでも観戦できる「ABEMA」でMLBを堪能しよう!

POINT

大谷翔平をはじめ日本人選手が活躍するMLBを無料で視聴可能! TV視聴も可能!

② プレミアム会員なら有料試合も見放題。コメント機能や追っかけ再生で楽しみ方も充実!

③ ABEMAプレミアムは広告なし見放題(月額1,080円)広告あり(月額580円)から選べる!

もっと読む