先発登板したエンゼルス・菊池雄星(写真=GettyImages)

 ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手(34)が現地時間20日の古巣アストロズ戦に先発登板。7回2失点という投球で勝敗付かずに降板した。

 6月17日に誕生日を迎え、34歳としての初マウンドに上がった菊池。これまで防御率1.05と好相性の本拠地登板だったが、初回先頭ペーニャに対してカウント1-2からのフォーシームがど真ん中に入り、左中間スタンドへの10号先制ソロを浴びた。さらに、続く2番パレデスにも甘く入ったフォーシームを振り抜かれ、左翼ポール際へ16号ソロ。いきなりの連続被弾で2点リードを許す立ち上がりとなった。

 それでも3番アルテューベ、4番ディアスから連続三振を奪い、5番スミスを遊飛に打ち取って1回表を終えた。2回表には一死から7番マイヤーズに安打を浴びたが、捕手トラビス・ダーノーが二盗を阻止。8番ハメルを空振り三振とし、結果的に打者3人で無失点に抑えた。

 3回表の二死から3番アルテューベを空振り三振とすると、回を跨いで4者連続三振をマーク。打線が1点を返した直後の5回表には、二死一、二塁とピンチを招いたが、初回に本塁打の2番パレデスを三飛に打ち取って追加点は与えず。続く6回表は3番アルテューベ、4番ディアスをともに3打席連続の三振に仕留め、三者凡退に封じた。

 球数93球で7回表にも続投すると、わずか10球で三者凡退とし、ガッツポーズを見せながら降板。直後の7回裏に新人クリスチャン・ムーアがMLB初本塁打となる1号同点ソロを放ち、菊池の黒星は帳消しとなった。

 この試合の菊池は7回103球を投げて6被安打、無四球、9奪三振、2失点という投球で、今季7度目のクオリティ・スタートを達成。今季16戦目を終えて成績は2勝6敗、防御率3.01となっている。

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ベースボールキング編集部

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