● ロッキーズ 7-9 ドジャース 〇
<現地時間6月24日 クアーズ・フィールド>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区最下位ロッキーズとの敵地3連戦を白星発進。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場して今季27号、日米通算300号となる本塁打を放った。
MLB有数の打者有利球場とされるクアーズ・フィールドで迎えた同地区カード初戦。ドジャースは3回までに2点リードを許す立ち上がりととなった。それでも4回表、無死満塁の好機から2本の内野ゴロで同点に追いつくと、マイケル・コンフォートの5号3ランで逆転に成功。さらに、ムーキー・ベッツの適時二塁打も飛び出し、この回一挙6点を奪った。
3点リードの6回表には、大谷が2戦連発の27号2ランを左翼スタンド最前列に運び、松井秀喜、福留孝介に続いて日本人3人目の日米通算300本塁打を達成。節目の一発でロッキーズを突き放した。
その後、スコア8対7と1点差まで迫られて8回を終えたが、9回表にテオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打でダメ押し。8回二死から回跨ぎの左腕タナー・スコットが9回裏を締め、両軍合計28安打、16得点の打撃戦を制した。
この試合の大谷は5打数1安打、1本塁打、2打点、1三振をという内容でチームの連勝に貢献し、今季成績は打率.289、27本塁打、49打点、OPS1.014。ナショナル・リーグ本塁打部門の単独トップに立ち、2位のエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)との差を2本に広げている。