○ アストロズ 7-4 カブス ●
<現地時間6月27日 ダイキン・パーク>
シカゴ・カブスがア・リーグ西地区の首位アストロズとの敵地カード初戦で黒星。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、3試合ぶりのマルチ安打を記録した。
カブス先発の新人右腕ケイド・ホートンは初回、二死一、二塁から右前安打を浴びるも、元アストロズの右翼手カイル・タッカーの好返球により先制生還を阻止。2回裏には二死満塁というピンチで昨季カブス所属の2番パレデスにレフト前への痛烈なライナーを打たれたが、左翼手イアン・ハップがダイビングキャッチに成功し、この回も無失点で切り抜けた。
しかし、3回裏にも一死満塁とピンチを背負うと、6番カラティニの先制犠飛、8番ディアスの10号3ランで4点の先制を許した。続く4回裏には、タッカー獲得の対価として放出した新人スミスに6号3ランを浴びて大量7失点。結果的にこの一発が勝負を分ける形となった。
カブスは新人マット・ショウが2打席連続の適時二塁打を放つなど反撃を見せるも、連勝が2でストップ。同日の試合に勝利した地区2位ブリュワーズとの差が2ゲームとなっている。
鈴木はサイドスロー左腕ウォルターに対して第2打席で中前安打、第3打席で左前安打を放ち、4打数2安打、1三振という内容。今季成績は打率.259、21本塁打、67打点、OPS.849で、ナショナル・リーグ打点部門の1位タイに立っている。