◆ 一軍昇格から4戦3勝と安定感が光る
阪神がDeNAに勝利し、連勝を「8」に伸ばした。
打線は初回に森下翔太の14号2ラン、佐藤輝明の21号ソロで3点を先制。今季5度目となるアベック弾で試合を優位に進めた。さらに、3回に大山悠輔が中越えの適時二塁打、8回に森下翔太がこの日2本目となる15号ソロを放つなどクリーンアップが全5打点を挙げた。
先発の伊藤将司は2回に牧秀悟にソロを浴びるも7回5安打1失点で試合を作った。自身3連勝で今季3勝目。一軍に昇格してからの4試合で無傷の3勝を挙げ、先発投手としてチームを救う活躍を見せた。
伊藤将司の投球について、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した大矢明彦氏は「本当に打者のタイミングをうまく外す」と感嘆し、「ボールを低めに集める投球術が光っていた。低めのボールを注意していかないと攻略することができない。振らせるという基本のピッチングができていた。まさに投手の鑑のようなピッチングだった」と称賛した。
同じく解説を務めた坂口智隆氏も「これだけバッターが自分のスイングをすることができないんですが、手を出してしまうところに投げるのでついつい動いてしまう」と打者目線から伊藤の投球術を解説。さらに、「こうやって良い投球をすることでリズムを生んで攻撃にもつながっている。だから援護点をもらえる」と投球と打線が良い相乗効果を生んでいると説明した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』