NPB(日本野球機構)は9日、6月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグでは阪神のデュプランティエ、広島のファビアン、パ・リーグはソフトバンクのモイネロ、オリックスの西川龍馬が受賞した。
デュプランティエは、4試合に先発登板し、リーグトップの3勝(1完封)、36奪三振を記録。6月終了時点でリーグ2位の奪三振を記録(現時点では1位の95奪三振)する剛腕の活躍で、チームの6月リーグ月間首位タイに貢献した。
ファビアンは、全22試合に先発出場し、リーグトップの15得点、31安打(トップタイ)、17打点(2位)、打率.348(3位)の好成績を残した。広島の外国人打者での受賞は2014年9月度のR.ロサリオ選手以来となった。
3度目の受賞となったモイネロは6月度、4試合に先発登板し、30イニングを投げ、防御率0.90、リーグトップの42奪三振と圧巻の投球内容。外国人投手の3度目受賞は、郭泰源投手(西武)に次ぎ、パ・リーグ史上2人目となった。
西川は6月度、21試合に先発出場し、リーグトップの打率.357、30安打、16打点、43塁打、得点圏打率.526と好成績を残し、打線の中心としてチームの月間勝ち越しに大きく貢献した。パ・リーグでは移籍2年目で初受賞(広島在籍時の2019年8月度にセ・リーグ月間MVP賞受賞)となり、セ・パ両リーグでの受賞は22人目となった。
受賞した選手には大樹生命保険株式会社より賞金50万円とトロフィーが贈られる。