広島が接戦を制し、連敗をストップさせた。
1点を先制された初回。大盛穂がヒットで出塁すると二盗を決め、チャンスを作ると、続く小園海斗が進塁打で二死三塁とする。ファビアンの打席で相手先発のバウアーが暴投し、同点に追いつく。そのまま迎えた3回には大盛穂と小園海斗が適時打を放ち2点を勝ち越し。さらに6回にモンテロの2号ソロが飛び出し貴重な追加点が入った。これが決勝点となり4-3で勝利した。投げては先発の大瀬良大地が7回途中の3失点の好投で今季4勝目を挙げた。
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた高木豊氏はスタメン起用の大盛穂、羽月隆太郎に注目し、「足を使うのは明白だったスタメンだったように思う」とコメント。解説者の齊藤明雄氏は「広島らしい選手の起用でした。投手にとっても嫌な作戦で、バウアーに相当プレッシャーを与えたと思います。打たせたら走られるという気持ちがあるのでどうしても力んでしまいますよね」と投手目線で解説した。
また、同じく解説を務めた野村弘樹氏は「特にカープは得点力で困っていた。その中で打っていくだけでは足りないと思っていたのでは。こうやって足を使って塁を進めていこうというところで見事にハマりましたよね」と分析し、采配を称えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』