○ カブス 6 - 0 レッドソックス ●
<現地時間7月19日 リグリー・フィールド>
レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が19日(日本時間20日)、今永昇太投手(31)が先発登板した敵地でのカブス戦に「7番・指名打者」でフル出場。チームが完封負けを喫した中、4打数2安打と存在感を示した。
今永とはメジャーの舞台では初対戦。二死無走者で迎えた2回の第1打席は1ボール2ストライク後のスライダーを上手く捉え、右前打で後半戦初安打をマークした。
二死一塁だった4回の第2打席は1ボール1ストライク後の直球を捉えたが、打球速度106.1マイル(約171キロ)の痛烈なゴロは二塁手に好捕され二ゴロ。再び二死無走者だった7回の第3打席は一・二塁間をしぶとく破る右前打を放ち、今永相手に今季2度目となるマルチ安打をマークした。
0-6で迎えた9回の第4打席は、二死一塁で元広島のブレイシアの前に遊ゴロ。右肩手術から復帰6戦目は4打数2安打で、今季の打率は.316、OPSは.771となった。
レッドソックスは今永を打ち崩せず7月初の完封負け。後半戦は連敗スタートとなり、貯金は「6」に減少した。
カブスの今永は7回5安打無失点の快投で7勝目(3敗)。「3番・指名打者」でフル出場した鈴木誠也は4打数無安打で打率は.263、OPSは.867となった。