○ パドレス 7-1 メッツ ●
<現地時間7月29日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスが東地区首位メッツにカード勝ち越し。6番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は1回無失点と好投し、試合を締め括った。
前日のカード初戦でサヨナラ勝利を収めたパドレスは初回、先頭安打のフェルナンド・タティスJr.を送りバントで得点圏に進め、4番ジャクソン・メリルの適時打で先制。5回表に一時同点に追いつかれたが、6回裏にメリルが決勝の適時三塁打を放った。
続く7回裏には前日サヨナラ打の9番エリアス・ディアスが2点適時二塁打でリード拡大。さらに、二死一、二塁と好機で直近6試合15安打と絶好調の3番マニー・マチャドを迎えると、代わり端の右腕デベンスキーの甘く入ったチェンジアップを振り抜き、打った瞬間確信の20号3ラン。一挙5得点のビッグイニングを作り、メッツを突き放した。
6点リードの9回表、無死一塁という場面から登板した松井は7番マウリシオを二ゴロ、8番ベイティをスイーパーで空振り三振とし、最後は9番トーレンスを遊ゴロに仕留めて試合終了。4連勝を飾ったパドレスは貯金を「10」に増やし、地区首位ドジャースを4ゲーム差で追っている。
中4日での登板となった松井は1回15球を投げて無安打、1奪三振、無失点という投球。一人の走者も出さないリリーフは6月5日のジャイアンツ戦以来となった。ここまで42試合に登板して2勝1敗、3ホールド1セーブ、防御率4.76を記録している。