◆ スター遊撃手が電撃復帰
現地時間31日、ヒューストン・アストロズがミネソタ・ツインズとのトレードを成立させ、カルロス・コレア内野手(30)を獲得したと米複数メディアが報じた。
コレアは2012年のドラフト全体1位指名でアストロズに入団し、MLBデビューを飾った2015年にアメリカン・リーグの新人王を獲得。2017年には打率.315、24本塁打、OPS.941の活躍を収め、ワールドシリーズ制覇に貢献した。2021年には自身初のゴールドグラブ賞にも輝き、退団するまでの7シーズンで6度のポストシーズンに導いた。
2022年からツインズに加入し、今季は93試合に出場して打率.267、7本塁打、OPS.704を記録している。11シーズン通算では1202試合で194本塁打、OPS.817をマーク。オールスターゲームに3度出場し、2017年のWBCではプエルトリコ代表として準優勝を果たした。
アメリカン・リーグ西地区の首位に立つアストロズは、現地30日の試合で正三塁手のアイザック・パレデスが右太腿の怪我を負って今季絶望となり、ここからツインズとのトレード交渉が加熱した。コレアは全球団へのトレード拒否権を有していたものの、古巣復帰のために破棄。MLBでは遊撃手としてキャリアを過ごしてきたが、新たな三塁手としてヒューストンに戻ることとなった。