阪神は1日、ヤクルトとの試合(神宮)に3-2で勝利。9回に同点とされるも、10回表には、近本光司が左安打で出塁すると、二死二塁の場面で4番・佐藤輝明の適時二塁打で勝ち越しに成功。投げては、先発・伊藤将司が7回1失点と試合を作り、3番手・岩崎優が今季初勝利を挙げた。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』では、首位阪神の強さの要因を解説陣が分析。阪神の『攻め』について解説の佐伯貴弘氏は「小幡選手が(6回に)送りバント失敗するんですよね。当然打つということも大事なんですけど、こういうのも大事になってくるところで失敗。何か嫌な感じだなというところで今度は自分自身で(足で)しっかりとカバーするんです。それでベンチが望んでいた形を作り、それを意味のあるものにした坂本選手のしぶといバッティングですよね。これは見事だと思います。誰かが誰かのものをカバーする」と阪神打線の強みを分析した。
また、阪神の『守り』については「(9回に)同点タイムリーを打たれ、レフトの熊谷選手がファンブルするんですよね。それを見て長岡選手がサードに行くんですけど、ただ(熊谷選手は)慌てなかったんですよね。そして貴重なランナーをアウトにしてヤクルトの追撃の芽を摘むという素晴らしいプレーが出たと思います」と振り返った。
最後に首位阪神と2位の巨人が得失点差をピックアップ。佐伯氏は「これが1番だと思いますね。得点と失点差で100点以上あるわけですから。やはり強いわけですよ…」とコメントした
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』