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谷繁氏、ヤクルト・木澤に厳しい指摘「スムーズに1イニングを終えることがあまりない」、「木澤の野球人生を考えると、ここから大事」

ヤクルト・木澤尚文 (C) Kyodo News

 2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-阪神』で解説を務めた谷繁元信氏が、ヤクルト・木澤尚文について言及した。

 木澤は1-4の8回に登板すると、大山悠輔に適時打を浴び、1回1失点。谷繁氏は「本当に良い球も投げるし、良い球を投げるんですけど」と前置きした上で、「スムーズに1イニングを終えることがあんまりないんですよね。そこだと思うんですよね。なぜそうなるかというのをもうちょっと本人がどうやって考えてやっていくかが、これから大事になってくると思うんですよね」と指摘した。

「どうしても木澤が投げていると、いつもランナーが出て、スコアリングポジションにランナーがいるイメージしかないんですよ。そうなると、いつまで経っても、木澤に8回の1イニング、将来的にはストッパーになかなかいかないんですよね。もしかしたら、こういうふうに終わってしまう可能性もありますし、木澤の野球人生を考えると、ここから大事ですよ」と厳しい言葉を並べた。

 木澤は今季28試合に登板して、2勝1敗9ホールド、防御率3.16の成績を残している。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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