○ メッツ 12-6 ジャイアンツ ●
<現地時間8月2日 シティ・フィールド>
ニューヨーク・メッツが西地区3位ジャイアンツに大勝。先発登板した千賀滉大投手(32)は4回4失点という投球で勝敗付かなかった。
中5日でジャイアンツ打線との再戦を迎えた千賀は初回、二死一、二塁とピンチを招くも、5番スミスを一ゴロに打ち取り、無失点の立ち上がり。その裏、4番ピート・アロンソが通算250本塁打となる24号3ランを放ち、いきなり千賀を援護した。
ところが2回表、先頭打者シュミットに二塁打を浴びると、四死球で無死満塁とピンチ。9番マッケイを二ゴロ併殺に打ち取ったが、この間に1点を返された。続く3回表には2番ディバース、3番アダメスから連続三振を奪うも、前回対戦で2本塁打の4番チャプマンをストレートの四球で歩かせ、5番スミスに3号同点2ランを被弾。カウント3-1から甘く浮いたフォーシームを右翼スタンドに運ばれた。
続く4回表にも先頭の李政厚に二塁打を打たれると、9番マッケイの適時打で逆転を許した。直後の4回裏に1番ブランドン・ニモ、2番フランシスコ・リンドアの連続タイムリーで再び試合をひっくり返すも、千賀は5回のマウンドに上がらず投手交代。4回71球を投げて5被安打、3四球、4奪三振、4失点という投球だった。
その後、メッツは6回裏、7回裏と続けざまにニモとリンドアの連続タイムリーが飛び出し、最終的に12得点の大勝。連敗を「4」でストップさせ、地区2位フィリーズと0.5ゲーム差の首位に再浮上している。
千賀は7月11日のロイヤルズ戦で右ハムストリングの負傷から約1ヶ月ぶりの復帰を果たすも、以降4登板で14四死球、11失点と苦戦が続いて未だ白星無し。今季17戦目を終えて成績は7勝3敗、防御率2.31となっている。