〇 ブリュワーズ 14-0 パイレーツ ●
<現地時間8月12日 アメリカンファミリー・フィールド>
ミルウォーキー・ブリュワーズが同地区最下位パイレーツに快勝。7月に続いて今季2度目の11連勝を飾り、地区2位カブスとの差を7.5ゲームに拡大した。
昨季ナ・リーグ新人王の剛腕スキーンズに対するブリュワーズ打線は初回、サル・フレリックの9号先頭打者アーチでいきなり先制。フルカウントから内角低めに投じられた球速97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームを鋭く振り抜き、右翼スタンドへ一発を運んだ。
3回裏にウィリアム・コントレラスの適時打で追加点を挙げると、続く4回裏にはブライス・トゥラングの12号ソロ、フレリックの適時打で4点目。4回4失点で黒星をつけた6月25日の前回登板に続き、スキーンズを今季最短の4イニングでノックアウトした。
さらに、打線はパイレーツのブルペン陣にも襲い掛かり、5回裏にクリスチャン・イエリッチが2戦連発となる23号2ランを叩き込んだ。続く6回裏にはアンドリュー・ボーンの13号3ランなど一挙6得点。8回裏にはチーム5発目となるカレブ・ダービンの6号2ランが飛び出し、14得点の大勝を締め括った。
投げてはエース右腕フレディ・ペラルタが6回3安打、無失点の好投で大量援護に応え、MLB全体最多の今季14勝目をマーク。完封リレーで同地区3連戦の初戦を制し、貯金を「31」に更新している。