● アストロズ 1-14 レッドソックス 〇
<現地時間8月12日 ダイキン・パーク>
ボストン・レッドソックスが西地区首位アストロズとの敵地2戦目に大勝。吉田正尚外野手(32)は「5番・指名打者」でフル出場し、2試合連続の安打と打点を記録した。
レッドソックスは3回表、押し出し死球で1点を先制し、なおも一死満塁の好機で吉田が第2打席を迎えると、先発右腕アリゲッティの初球カットボールを捉えてセンター後方へ。惜しくもひと伸び足りずフェンス手前の中飛となったが、犠飛で2点目を加えた。
6回表には、先頭の吉田が三塁への内野安打を放ったところから二死一、三塁の好機を作り、9番カルロス・ナルバエスが10号3ラン。さらに、古巣凱旋の2番アレックス・ブレグマンが2戦連発の16号2ランで続き、この回一挙5点を奪った。
その後も攻撃の手を緩めず、8回表には1番ロマン・アンソニーにも2戦連発の4号ソロが飛び出すなど後半4イニング連続で得点。先発全員の計13安打、10四死球と打線が繋がり、14得点の大勝を飾った。投げては7月末のトレード期限で加入した右腕ダスティン・メイが6回無失点と好投し、移籍後初白星の7勝目をマーク。チームは連敗を「3」でストップさせた。
吉田は9回表の第5打席でも併殺崩れの内野ゴロで打点を挙げ、この試合4打数1安打、2打点、1四球、1三振という内容。直近5試合で12打数6安打、6打点と好調をキープし、今季成績を打率.257、2本塁打、11打点、OPS.713としている。