○ ドジャース 3-2 パドレス ●
<現地時間8月15日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが地区首位パドレスとの本拠地3連戦を先勝。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、8月初の無安打に終わりながらも貴重な1打点を記録した。
1ゲーム差で迎えた首位攻防カードの初戦。ドジャースは2回表に1点先制を許すも、3回裏に下位打線の3連打で無死満塁と好機を作り、大谷の二ゴロが併殺崩れとなる間に同点。続くムーキー・ベッツが中犠飛を放ち、試合をひっくり返した。
先発左腕クレイトン・カーショーは6番ロレアノの18号ソロで先制こそ許したものの、5回終了まで被安打はこの1本のみ。1点リードの6回表には先頭の9番フェルミンに中前安打を浴びたが、1番タティスJr.を右直、2番アラエスを二ゴロ併殺に打ち取り、6回76球で2安打、1失点の好投。8月無傷の3連勝を飾り、今季7勝目を手にした。
ドジャースは7回裏、テオスカー・ヘルナンデスの19号ソロで貴重な追加点をもたらした。直後の8回表には3番手左腕アレックス・ベシアが1点を失い、なおも二死一、二塁というピンチで降板。それでも4番手右腕ブレーク・トライネンが3番マチャドを初球で遊飛に仕留め、リードを守り抜いた。
1点リードの9回表を右腕アレクシス・ディアス、左腕ジャック・ドレーヤーの2投手で逃げ切り、4連敗から脱出。69勝53敗でパドレスと並び、地区首位タイに再浮上している。
この試合の大谷は3打数無安打、1打点、1四球、1三振という内容で、今季最長の連続試合安打が「12」でストップ。今季成績は打率.282、43本塁打、80打点、OPS1.016となっている。