〇 ドジャース 5-4 パドレス ●
<現地時間8月17日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区パドレスとの首位攻防3連戦をスイープ。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、2試合連続安打を記録した。
パドレスのダルビッシュ有と今季初対戦となったこの試合。大谷は初回の第1打席、カウント2-2から真ん中低めのフォーシームを捉え、強烈な右前安打を放った。2番ムーキー・ベッツが四球で繋いで一死一、二塁とチャンスを作ると、4番フレディ・フリーマンが15号先制3ラン。さらに、6番アンディ・パヘスの20号ソロも飛び出し、幸先良く4点を先制した。
2回裏、一死一塁での第2打席はゾーン真ん中の初球シンカーを高々と打ち上げ、レフト後方に飛距離346フィート(約105メートル)の大飛球を運ぶも、フェンス手前で左翼手ロレアノが好捕。ダルビッシュとの対戦は2打数1安打という内容だった。
2点リードの5回裏、一死からの第3打席は2番手右腕アダムと対戦。カウント1-2から外角低めボールゾーンに沈むチェンジアップで空振り三振を喫した。
1点リードの7回裏、4番手左腕モレホンに対する第4打席は、カウント0-2から内角低めのスライダーを捉えるも、中堅フェンス手前での中飛に倒れ、この試合4打数1安打、1得点、1三振。今季成績は打率.283、43本塁打、OPS1.013となった。
序盤から試合を優位に進めたドジャースは8回表にスコア4対4の同点に追いつかれるも、直後の8回裏、先頭の2番ベッツが前倒し起用の守護神スアレスから13号ソロを放ち、これが決勝点。8回表からイニング跨ぎの6番手左腕アレックス・ベシアが5アウトセーブで試合を締めた。
ドジャースは1ゲーム差を追う地区2位として今カードを迎えたが、見事3連勝で首位の座を取り返し、2位パドレスとの差を2ゲームに拡大。現地18日からは同地区ロッキーズと敵地4連戦、同22日からは再びパドレスと敵地3連戦を行う。