○ ロッキーズ 4x-3 ドジャース ●
<現地時間8月18日 クアーズ・フィールド>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区最下位ロッキーズとの敵地初戦でサヨナラ負け。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、7試合ぶりのマルチ安打を記録。先発登板した山本由伸投手(27)は7回3失点という投球で勝敗付かなかった。
ロッキーズ先発は左腕フリーランド。過去対戦で2本塁打を含む6打数4安打と好相性の大谷は初回の第1打席、カウント1-0から内角低めのナックルカーブを捉え、打球速度110.9マイル(約178.5キロ)の右前安打で出塁。2番ムーキー・ベッツも右前安打で繋いで先制のチャンスを作るも、後続倒れて無得点に終わった。
2回表、9番ダルトン・ラッシングの右犠飛で1点を先制し、なおも二死三塁という好機での第2打席。カウント0-1から高めに浮いたスイーパーを弾き返すと、打球速度106.5マイル(約171.4キロ)の強烈なライナーが遊撃手トーバーを強襲してセンター前へ。2打席連続となる安打でリードを2点に広げた。
同点の5回表、先頭での第3打席は2番手右腕ヒルと対戦。カウント1-2から外角のフォーシームを狙って再び強烈なピッチャー返しを放つも、二遊間真ん中に守っていた遊撃手トーバーのダイビングキャッチに阻まれ、遊直に終わった。
1点リードの7回表、3番手左腕ペラルタに対する第4打席は、フルカウントから内角ボールゾーンのフォーシームに手を出して空振り三振。この試合4打数2安打、1打点、1三振という内容で3試合連続安打をマークし、今季成績を打率.285、43本塁打、81打点、OPS1.013としている。
ドジャースは3対3の同点で迎えた9回裏、3番手左腕ジャスティン・ロブレスキが一死二塁とピンチを背負うと、6番バーナベルに中前適時打を浴びてサヨナラ負け。同地区カードの初戦を落とし、連勝が「3」でストップした。
また、山本は7回103球を投げて4被安打、2四球、6奪三振、3失点という投球。今季23試合目の登板を終えて成績は10勝8敗、防御率2.90となっている。