● レイズ 3-13 ヤンキース ○
<現地時間8月19日 ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド>
ニューヨーク・ヤンキースが同地区4位レイズとの敵地カード初戦に大勝。4連勝を飾り、アメリカン・リーグ東地区の単独2位に浮上している。
ヤンキースが例年スプリングトレーニングを戦い、今季レイズの暫定本拠地として貸与しているスタインブレナー・フィールド。慣れ親しんだ‟敵地”でヤンキース打線が爆発した。まずは初回、一死から2番アーロン・ジャッジが先発右腕バズのカットボールを振り抜き、中堅バックスクリーン直撃の40号。打球速度112.3マイル(約180.7キロ)、飛距離429フィート(約131メートル)の豪快な一発で自身2年連続、キャリア4度目のシーズン40本塁打を達成した。
この一発を皮切りに、3番コディ・ベリンジャーが23号ソロ、4番ジャンカルロ・スタントンが13号ソロと続き、今季チーム3度目の3者連発。2回表には7月末のトレード期限でレイズから加入した9番ホセ・カバジェロが移籍後初アーチとなる3号2ランでリードを拡大した。
3回表には7番ジャズ・チザムJr.が22号ソロ。続く4回表にはスタントンが2打席連発の14号3ラン、5番ベン・ライスが2者連発の19号ソロを叩き込んだ。6回表にもベリンジャーがこの試合2発目となる24号2ラン。9回表には再びカバジェロが4号ソロを放ち、古巣相手の大勝を締め括った。
ヤンキースは今季3月29日に樹立した球団記録に並ぶ9本のアーチを描き、13得点と打線爆発。投げては先発左腕カルロス・ロドンが6回2失点と好投し、アメリカン・リーグ最多に並ぶ今季13勝目をマークしている。