○ パドレス 2-1 ドジャース ●
<現地時間8月22日 ペトコ・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区2位パドレスとの敵地カード初戦に惜敗。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場するも、ノーヒットに終わった。
パドレスのダルビッシュ有と約1週間ぶりの再戦となったこの試合。初回の第1打席はカウント2-2から真ん中付近のスライダーで一ゴロに打ち取られた。
新人アレックス・フリーランドの1号ソロにより先制点を挙げた3回表、一死一塁での第2打席は内角ボールゾーンの初球カットボールを強振。打球速度115マイル(約185キロ)の痛烈なライナーを放つも、右翼手正面への右直となった。
1点を追う6回表、一死走者無しでの第3打席はフルカウントから四球を選んで出塁するも、2番ムーキー・ベッツが三ゴロ併殺打に倒れて得点には繋がらず。守護神ロベルト・スアレスに対する9回表、先頭での第4打席はカウント1-1から外角高めのフォーシームを振り抜いたが、打球に伸びが足りず、中堅フェンス手前での中飛に終わった。
現地20日の二刀流出場から、1日の休養を挟んで迎えたこの試合は3打数無安打、1四球という内容。連続試合安打は「5」でストップしたが、8月に入ってからの19試合連続出塁を継続した。今季成績は打率.283、44本塁打、OPS1.013となっている。
序盤に1点を先制したドジャースだったが、ダルビッシュに対してソロ本塁打の1安打のみと苦戦。7回2失点と好投の左腕スネルを援護することができなかった。8回表に一死一、二塁、9回表には二死一、三塁と好機を作るも、パドレスのブルペン陣に対して決定打が出ず。首位攻防カード初戦を落とし、同率首位に並ばれた。