◆ 浜風に引き戻される打球も…甲子園の魔物?
31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、4失点を喫した7回裏の巨人の外野守備に言及した。二死二・三塁のピンチで中野拓夢が放ったセンターへの飛球、オコエ瑠偉が猛チャージを仕掛けるも弾いてしまった場面。解説者の笘篠賢治氏は「チャージがどうだったのか、無鉄砲なんじゃないかと思われるかもしれないがギリギリのプレーなんですね。行けると思って行っている」とし、チャレンジしたこと自体は間違ってなかったと擁護した。
続くレフト後方への飛球も、若林楽人が好守備を見せグラブに収めかかったが、フェンスに激突しボールをこぼした。このプレーについては「見事なキャッチングを見せたんですが…」と惜しんだ。
さらに、ライト線を切れてファウルになるかと思われた飛球が、浜風に押し戻されボールが直下し、エンタイトルツーベースとなる不運には「エンタイトルツーベースも滅多にない。こういうことが7回裏に一気に起こってしまった」とコメント。あと一歩のプレーが続いたために「甲子園には魔物が棲んでいるということなんでしょう」と怪訝そうな面持ちでこの場を締めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』