◆ ポストシーズンで古巣ドジャースと対戦の可能性も
現地時間31日、フィラデルフィア・フィリーズがウォーカー・ビューラー投手(31)とマイナー契約を結んだと現地複数メディアが報道。ビューラーは同29日にレッドソックスからリリースされていた。
ビューラーは2017年にドジャースでMLBデビューを飾り、今季まで通算54勝をマーク。2019年に14勝、2021年には16勝を挙げ、オールスターゲームに2度選出された実績を持つ。昨季5月に右肘のトミー・ジョン手術から復帰を果たし、ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献。シリーズ第5戦では9回裏にリリーフ登板し、見事“胴上げ投手”となった。
昨季終了後にFAとなって1年2105万ドルの契約でレッドソックスに加入するも、今季23登板で7勝7敗、防御率5.45と低迷。現地22日からブルペンに配置転換となったが、リリーフでの出番は同24日のヤンキース戦の1試合のみだった。
フィリーズは同31日の試合終了時点でナショナル・リーグ東地区の首位に立ち、79勝58敗を記録。4年連続のポストシーズン進出、地区2連覇に向けて経験豊富な右腕の獲得に動いた。