● ジャイアンツ 2-10 ドジャース ○
<現地時間9月14日 オラクル・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区3位ジャイアンツとの敵地3連戦を勝ち越し。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、2試合連続の安打と得点を記録した。
1勝1敗で迎えた同地区カード最終戦。ドジャースは2回表に一死満塁からキケ・ヘルナンデスの犠飛で先制。その裏に先発右腕タイラー・グラスノーが1点を失うも、直後の3回表にも一死一、三塁と好機を作り、トミー・エドマンの内野ゴロの間に勝ち越し点を奪った。
5回表にはフレディ・フリーマンの適時二塁打など一挙4得点。続く6回表にミゲル・ロハスの2点適時打、8回表にはマイケル・コンフォートにこの試合3打点目となる適時打が飛び出すなど着実に追加点を取り続けた。チームとして18安打を放ち、4人の打者が猛打賞を記録。2試合連続の2桁得点と打線が爆発した。
投げては先発グラスノーが7回途中1失点と好投し、今季3勝目をマーク。大勝を飾ったドジャースはロッキーズ、ジャイアンツと同地区相手に2カード連続の勝ち越しを収め、地区優勝マジックを「10」に減らしている。
大谷は9回表の第6打席でセンター前へのポテンヒットを放ち、2試合連続安打をマーク。エドマンの適時打でホームに生還し、昨季の自己最多を上回る135得点目を記録した。6打数1安打、1得点、2三振という内容で、今季成績は打率.281、49本塁打、OPS1.000。ナショナル・リーグ本塁打部門のトップに立つカイル・シュワーバー(フィリーズ)が同日に52号本塁打を放ち、その差3本に広がっている。