● パイレーツ 4-8 カブス ○
<現地時間9月17日 PNCパーク>
シカゴ・カブスが同地区最下位パイレーツとの敵地3連戦をスイープ。2020年以来、5年ぶりにポストシーズンへの切符を掴んだ。
勝てばポストシーズン進出の決まるカブスは初回にイアン・ハップの23号2ラン、モイゼス・バレストロスの2号ソロなどいきなり4点を先制。その後、同点で試合を折り返すも、6回表に一死一、三塁と好機を作ってマイケル・ブッシュの右犠飛で再勝ち越し。さらに、ハップと代打のジャスティン・ターナーが連続タイムリーを放ち、パイレーツを突き放した。
チーム最多13勝の左腕マット・ボイドが3回4失点と躓いたが、ブルペン陣が6イニングを無失点リレーで繋いで4連勝。試合後にはシャンパンファイトを行い、鈴木誠也と今永昇太も歓喜の輪に加わった。
今季のカブスは東京開幕シリーズで2連敗を喫するも、本国に戻ってからは鈴木やピート・クロー・アームストロングら攻撃陣の活躍が光り、地区首位でシーズンを折り返し。後半戦でブリュワーズ先行を許したものの、ワイルドカード争いではトップの座を守り続けた。
気管支炎により欠場の続いていた鈴木は「5番・右翼手」として6試合ぶりの復帰を果たすも、3打数無安打、1死球という内容で6回裏の守備から途中交代。今季成績は打率.243、27本塁打、OPS.782となっている。