◆ シュワーバーの前で確信の2戦連発
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間17日のフィリーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第4打席で51号本塁打を放った。
フィリーズ先発は今季14勝を挙げている左腕ルザルド。初回の第1打席は外角のフォーシームに初球打ちを試みるも二ゴロに打ち取られた。
ドジャースは2回裏、フレディ・フリーマンの21号ソロなど2点を先制。なおも二死一、三塁という好機で第2打席を迎えた大谷はカウント0-2から外角のフォーシームを左中間に弾き返すも、左直で追加点を挙げることはできず。3点リードの5回裏、先頭での第3打席はカウント0-2から低めのチェンジアップで見逃し三振に倒れた。
それでも3点リードの8回裏、再び先頭で第4打席を迎えると、カウント2-2から真ん中付近のスイーパーを振り抜き、その瞬間に本塁打を確信。右中間スタンドへ打球速度107.8マイル(約173.5キロ)、飛距離408フィート(約124メートル)の51号ソロを運び、ダメ押し点を奪った。
8月9日のブルージェイズ戦から12日のエンゼルス戦にかけて4試合連続本塁打を放って以来、約1ヶ月ぶりの2試合連発。ナショナル・リーグの本塁打王を争うカイル・シュワーバーの目の前で、その差を2本に縮めた。