○ ドジャース 5-0 フィリーズ ●
<現地時間9月17日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが東地区王者フィリーズとのカード3戦目に快勝。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、2戦連発の51号本塁打を放った。
スイープ阻止を目指すドジャースは2回裏、フレディ・フリーマンの21号ソロ、ベン・ロートベットの適時打で2点を先制。4回裏にはキケ・ヘルナンデスの適時打も飛び出し、今季14勝の左腕ルザルドから幸先良く3点をリードした。
先発左腕ブレーク・スネルも6回終了までわずか2安打に抑える好投。3点リードの7回表には二死から連続四球を与え、ここでデーブ・ロバーツ監督がマウンドへ。ブルペンから左腕アレックス・ベシアも出てきたが、スネル自身が交代を拒んで続投を志願した。直後に7番ケンプからこの試合12個目の三振を奪ってピンチを切り抜け、マウンド上で大きな雄叫びを上げてガッツポーズ。今季最多112球の熱投で7回無失点に封じ、今季5勝目を挙げた。
8回裏には大谷が2戦連発の51号ソロを叩き込むなどダメ押しの2点を追加。ベシア、タナー・スコットと左腕3投手のリレーで完封勝利を締め括った。この勝利で地区優勝マジックを「8」に減らし、2位パドレスとの2ゲーム差をキープしている。
この試合の大谷は4打数1安打、1本塁打、1打点、1得点、1三振という内容で5試合連続安打、22試合連続出塁をマーク。今季成績を打率.282、51本塁打、95打点、OPS1.008とし、ナショナル・リーグ本塁打部門トップのカイル・シュワーバー(フィリーズ)まで2本差としている。