◆ リハビリ6戦目は日米初のリリーフ登板
右肩インピンジメント症候群により負傷者リスト(IL)に入っているロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(23)が現地時間18日、球団傘下3Aオクラホマシティ・コメッツの公式戦にリリーフ登板。3番手として1回無安打、無失点と好投した。
8点リードの5回裏からマウンドに上がった佐々木は、先頭打者を2球で追い込み、高めいっぱいの3球目スプリットで見逃し三振。続く7番打者にはこの日の最速100.1マイル(約161.1キロ)をマークするなど、フォーシームを4球投げ込んで空振り三振に仕留めた。二死から四球で走者を背負ったが、9番打者を左飛に打ち取り、日米通じて初のリリーフ登板を無失点で終えた。
MLB1年目の佐々木は開幕から8先発で1勝1敗、防御率4.72を記録し、現地5月13日からIL入り。8月14日にマイナーで約3ヶ月ぶりの実戦復帰を果たすも、以降4登板で防御率7.07と苦戦が続いていた。9月9日、5度目のリハビリ登板では8三振を奪いながら5回途中3失点。復帰後初めて球速100マイル以上を計測するなど出力面が大きく改善を見せ、フォーシームの平均球速は98.5マイル(約158.5キロ)だった。