◆ 勝てば13年連続ポストシーズン進出が決まる大一番
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間19日のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席で52号本塁打を放った。
2021年のサイ・ヤング賞左腕レイと1週間ぶりの再戦。1点を追う初回の第1打席はカウント0-2から内角高めのフォーシームを打ち上げて中飛。3回裏の第2打席ではカウント0-1から真ん中付近のフォーシームを弾き返したが、左中間深くへの中直に倒れた。
なおも1点ビハインドの5回裏、二死一、二塁という好機で第3打席を迎えると、カウント2-2から外角高めのフォーシームを一閃。左翼ポール際に52号3ランを叩き込み、試合をひっくり返した。さらに、2番ムーキー・ベッツも2者連発の20号ソロで続き、リードを3点に拡大。本拠地ラスト登板となった左腕クレイトン・カーショーの黒星を帳消しにした。
これでナショナル・リーグ本塁打部門トップのカイル・シュワーバー(フィリーズ)まで1本差に接近した。この日は「50本塁打-50盗塁」達成からちょうど1年。チームのポストシーズン進出も懸かる試合で価値ある一発を放った。