◆ 優勝マジック「1」の大一番で豪快アーチ
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間25日のダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席で54号本塁打を放った。
ブルペンデーを戦うダイヤモンドバックスの1番手は左腕ビークス。初回の第1打席はカウント0−2から低めのフォーシームを右手一本ですくい上げるも、打球に伸びが足りず、中堅フェンス手前での中飛に終わった。
ドジャースは2回表、フレディ・フリーマンとアンディ・パヘスの2者連続アーチで2点を先制。なおも一死満塁という好機で大谷が第2打席を迎えたが、2番手右腕クリスマットに対してカウント2−2から外角低めに沈むチェンジアップで空振り三振。それでも続くムーキー・ベッツが2点適時打を放ち、一挙4点をリードした。
そして4回表、一死三塁と再び好機で第3打席を迎えると、カウント1−1から右腕クリスマットが投じた低めボールゾーンのチェンジアップを右手一本で振り抜き右中間スタンドへ。体勢を崩されながらも飛距離406フィート(約124メートル)の54号2ランを叩き込み、貴重な追加点を奪った。
4試合ぶりの一発により昨季の自己最多に並び、ナショナル・リーグ本塁打部門トップのカイル・シュワーバーまで2本差に接近。今季101打点目を記録し、2年連続3度目となるシーズン100打点到達も果たした。