ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間28日のマリナーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第4打席で自己最多となる55号本塁打を放った。
マリナーズ先発は3年目右腕ミラー。初回の第1打席はカウント1-1から甘く浮いたスプリットを右翼線に運んで二塁打。いきなりチャンスメイクを果たしたが、後続倒れて先制点には繋がらなかった。
2点リードの3回表、先頭での第2打席はフルカウントから低めのスイーパーを右前安打とし、フレディ・フリーマンの24号2ランを演出。4点リードの4回表、二死走者無しでの第3打席はフォーシーム2球で追い込まれ、高めボールゾーンのフォーシームで空振り三振に倒れた。
そして7回表、二死走者無しで第4打席に立つと、カウント0-2から3番手左腕スパイアーの高めフォーシームを振り抜き、バックスクリーン左へ55号ソロ。打球速度109.5マイル(約176.2キロ)、飛距離412フィート(約126メートル)の豪快な一発で貴重な追加点を挙げた。
3試合ぶりの本塁打により、昨季に打ち立てたドジャースのシーズン最多本塁打記録を再び更新。ナショナル・リーグ本塁打部門トップのカイル・シュワーバー(フィリーズ)まで1本差としている。