ロッテの美馬学が30日の楽天戦で最後の先発マウンドに上がった。
美馬は楽天の先頭バッター浅村栄斗に対し初球140キロのストレートで見逃しを奪うと、続くインコース139キロのストレートで空振りを奪い追い込む。3球目のストレート、4球目のストレート、5球目のストレートが外れ、3ボール2ストライクとなると、最後は6球目の123キロストレートは浅村の背中を通る球となったが、空振り三振に仕留めた。
浅村との対戦を終えると、両球団のファンから美馬コール。ベンチ前に整列していた監督、コーチ、選手と握手し、ベンチへ下がった。
美馬は球団を通じて「3球目に肘が・・・。本当に最後までやり切れたのかなと思います。本当にアサ(浅村選手)ごめんって感じです。本当に本当にごめんって感じです。でも自分としては本当に投げれなくなるまでやれたかなと思います」と振り返った。