ロッテのドラフト1位・西川史礁がプロ1年目の今季、108試合に出場して、打率.281、3本塁打、37打点、二塁打はリーグトップの27を記録した。
1年目を終えて、西川は「最初は苦しいスタートでしたけど、色々な方のサポートを受けながら自分なりにはなんとか成績は残せたと思います。ひとつ言うなら最後の試合でなんとか良い形で終わりたかったんですけど、良い形で終われなかった詰めの甘さっていうのがまだまだこれから成長できるひとつだと思いますし、そこはまた来シーズン今年以上の成績を残せるようにオフにしっかりと自覚を持ってトレーニングをしていきたいなと思っています」と振り返った。
シーズン最終戦となった5日のソフトバンク戦の第2打席にシーズンの規定打席に到達。「もちろんそれは嬉しいです。自分だけの力じゃ絶対にこの規定というのは立てなかったので、5打席回していただいたりだとか、周りの選手含めそういう人たちにも感謝しています」。
球団では、14年の石川歩以来となる新人王受賞に期待がかかる。西川は「自分なりにはやり切ってあとは結果が付いてくればいいなと思ってここまでやってきましたし、そこはひとつの楽しみにできればいいなと考えています」と話した。