ソフトバンクのレギュラーシーズン最終戦で2回から小技を連発する場面があった。
先頭の川瀬晃が出塁すると、谷川原健太も続き、無死一、二塁の好機を作る。続く海野隆司が手堅くバントを決めて走者を進めると、佐藤直樹がスクイズを敢行。しかし打球はフライとなり、戻り切れなかった三塁走者がアウトとなり併殺。チャンスを生かすことはできなかった。
この攻撃について、5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した江本孟紀氏は「短期決戦をにらんだ采配だった。きっちりもう1点取ろうという、短期決戦は1点を早く取っていかなければいけないんで。テストの意図があったのでは」と見解を述べた。
打球を打ち上げてしまったことについては、「失敗したら負けますよ」としつつも、「1回やっておけばサインも出しやすいので。小久保監督も(短期決戦を)見据えたという采配でしたね」と采配自体には理解を示した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』