◆ 打者2巡目に捕まり逆転許す
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(27)が現地時間8日、フィリーズとの地区シリーズ第3戦に先発登板。5回途中3失点という投球で降板した。
シリーズ突破に王手をかけて臨んだ第3戦。中6日で本拠地マウンドに上がった山本は3回までフィリーズ打線を無安打に抑える好スタート。3回裏にはトミー・エドマンが2号ソロを放ち、山本に援護点をプレゼントした。
しかし直後の4回表、先頭の2番シュワーバーに甘く浮いたフォーシームを振り抜かれ、右翼スタンド最上段への1号同点ソロを被弾。さらに3番ハーパーに左前安打、4番ボームに中前安打と連打を浴びると、中堅手アンディ・パヘスの悪送球も重なって2失点目。5番マーシュには左犠飛を打たれ、3点目を許した。
5回表にも先頭から連打を浴び、無死一、二塁としたところで投手交代が告げられた。後を受けた左腕アンソニー・バンダはダブルスチールで無死二、三塁と好機を拡大されながらも、2番シュワーバーを空振り三振。二死満塁となった後、5番マーシュも空振り三振に仕留め、このピンチを無失点で切り抜けた。