● ドジャース 2-8 フィリーズ ○
<現地時間10月8日 ドジャー・スタジアム>
フィラデルフィア・フィリーズがロサンゼルス・ドジャースとの地区シリーズ第3戦に快勝。連敗をストップし、シリーズ成績を1勝2敗としている。
崖っぷちのフィリーズは1点先制を許した直後の4回表、2番カイル・シュワーバーが山本由伸のフォーシームを豪快に振り抜き、この試合のチーム初安打となる1号ソロ。右翼スタンド最上段へ飛距離455フィート(約139メートル)の一発を叩き込み、試合を振り出しに戻した。
さらに3番ブライス・ハーパー、4番アレク・ボームが連打を放つと、相手の失策により勝ち越しの2点目。5番ブランドン・マーシュも左犠飛で続き、リードを2点に広げた。8回表には回跨ぎの左腕カーショーを攻め立て、6番J.T.リアルミュートの1号ソロ、1番ターナーの2点適時打でダメ押し。最後は2番シュワーバーがこの試合2発目となる2号2ランを叩き込み、トドメを刺した。
投げては先発右腕アーロン・ノラが2回無失点で降板し、後を受けた左腕レンジャー・スアレスが5回1失点と好投。大谷翔平を5打数無安打に抑え込むなどドジャースに反撃を封じ、意地の1勝目を挙げた。