◆ 単独指名成功に池山新監督も笑顔
2025年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が23日に都内で開催され、ヤクルトはドラフト1位で松下歩叶内野手(法政大)の交渉権を獲得した。
松下は大学2年秋から二塁手のレギュラーに定着。3年からは主戦場を三塁手に移し、リーグ戦通算12本塁打をマークするなど長打力に磨きをかけた。今年7月の日米大学選手権では日本代表の主将を務め、5試合で打率.318、1本塁打、5打点をマーク。チームを12大会ぶりの全勝優勝に導きMVPに選出された。
今季のヤクルトは5年ぶりとなる最下位に沈み、6シーズン指揮した高津臣吾監督が辞任。また、不動の4番・村上宗隆は今オフのメジャー挑戦が確実視されており打線の弱体化が懸念される。手薄な投手陣も含め、課題山積みの新生・池山ヤクルト。松下が低迷打破への起爆剤になってほしいところだ。