SMBC日本シリーズ2025第1戦
● ソフトバンク 1 - 2 阪神 ○
<10月25日 みずほPayPay>
SMBC日本シリーズ2025が開幕。初戦はセ・リーグ王者の阪神が、鮮やかな逆転勝ちでパ・リーグ王者のソフトバンクを下した。
阪神打線は0-1で迎えた6回、先頭の1番・近本光司が中前打と盗塁で無死二塁の好機を演出すると、続く中野拓夢のバントが内野安打となり無死一、三塁とチャンス拡大。続く3番・森下翔太の遊ゴロの間に三走・近本が同点のホームを踏むと、なおも一死三塁で4番・佐藤輝明が右中間への適時二塁打を放ち一気に逆転した。
先発の村上頌樹は初回に先制点を許すも、2回以降は要所を締め、終わって見れば7回6安打1失点の好投。8回以降は及川雅貴、石井大智の継投で1点リードを守り抜いた。
対するソフトバンクは初回に4番・近藤健介の中前適時打で先制点を奪うも、2回以降は追加点を奪えずゼロ行進。先発の有原航平は5回までゼロを重ねたものの、6回に集中打を許し6回6安打2失点で敗戦投手となった。
ソフトバンクは本拠地での初戦を落とし黒星スタート。日本シリーズは2連勝後の4連敗で敗退した昨年のDeNA戦から、これで5連敗となった。