2日に放送された『サンデーモーニング』(TBS系)の人気コーナー『スポーツご意見番』に出演した掛布雅之氏が、5年ぶりに日本一となったソフトバンクに「あっぱれじゃないですか。悔しいけども」とあっぱれを入れた。
日本シリーズ第5戦、0-2の8回一死一塁の場面で、柳田悠岐が、日本新記録となる50試合連続無失点に抑えた石井大智が投じた初球のアウトコースのストレートをレフトポール際に同点本塁打を放ったが、この一発に掛布氏は「いいタイミングで内側にバットを入れて、ボールを外側を叩くような左腕の難しい使い方をしてホームランを打っているので、見事あっぱれです。素晴らしいホームランです」と称賛した。
同じく番組に出演した上原浩治氏は投手目線で「なんでって思いますね。そこをしかもホームランという気持ちになるんですけど、そこを気持ち切り替えてそのあと抑えていますから、切り替えできましたし、柳田選手を褒めるしかないかなという感じのホームランだったと思います」と話した。
また上原氏は、「日ハム戦とか調子が上がっていなかった。ホームランが出て、本人にも余裕ができて、3試合連続ホームラン。弱点がインコースにあったと思うんですよ。キャッチャーが全部要求していたのがインコースで、ピッチャーがインコースに投げきれなかったのも要因の一つではありますけど、きちんとホームランで答えを出す山川選手は素晴らしいと思います」と日本シリーズで3本塁打を放ちMVPに輝いた山川穂高を絶賛した。