ロッテは4日、二木康太投手の現役引退とチームスタッフ転身を発表した。
二木は球団を通じて「今は本当に感謝の気持ちしかありません。プロ1年目の春のキャンプの時に初めてプロの先輩方と一緒に練習をさせてもらって、周りについていけなくて、ああ、これは無理だと思いました。それが結果的に12年間もの長い間、プロ野球選手として続けることが出来たのは応援をしてくださった皆様をはじめ、周りの支えがあったからこそだと思っています。本当にありがとうございました。今後はチームスタッフとしてマリーンズのために頑張ります。今までサポートをしていただいた分、今度は自分がチームのために頑張っていきたいと思いますので今後とも宜しくお願いします」とコメントした。
二木は13年ドラフト6位で入団し、3年目の16年にプロ初勝利を含む7勝をマークすると、翌17年には初めて規定投球回に到達。20年にはシーズン自己最多の9勝を挙げ、翌年には開幕投手を務めたが、23年、24年は一軍登板なし。25年は10月5日のソフトバンク戦で3年ぶりの一軍登板を果たすも、翌6日に来季の契約を結ばない通知を受けていた。