バイオ企業ちとせとの共同成果を発表(球団提供)

 横浜DeNAベイスターズとちとせグループは7日、微生物の力でアスリートのカラダづくりを支える手法として、腸内環境データに基づく選手サポート「ちとせメソッド」を 2023 年より進めていたことを発表した。

 この取り組みでは、選手たちの体内に棲む微生物、腸内細菌叢のデータをもとに食事や生活習慣を個別最適化することで、体組成、コンディション、食習慣の各面でパフォーマンス向上の成果を確認。今回の成果は、すでに高いレベルで競技を行うトップアスリートにとっても、腸内環境へのアプローチが身体能力とパフォーマンスのさらなる向上に寄与することを示している。

▼ 松尾汐恩コメント

「今までは自分の食べたいものを中心に食べていましたが、キノコ類や海藻類食材などを意識して食べる習慣をつけるようになりました。その結果、腸内の調子や翌日の体調が変わったと感じているので、これからもこの食生活を続けていきたいと思います。本当にこの1年間は体調がとても良く過ごせました。食生活を変えた影響もあると思いますし、良いコンディションで試合に臨めたと感じています」

▼ 平良拳太郎コメント

「今回の取り組みで腸内のことを学び、日々の食事の選び方が変わりました。朝は炭水化物を摂るようにし、キムチや漬物などの発酵食品も意識して取り入れています。牛より鶏の方が自分には合う、ビフィズス菌を摂った日の方が調子が良いといった体感も掴めてきて、おなかの状態や睡眠の質が安定しました。今は自分のコンディションに合わせて食材や量、タイミングを調整できるようになり、この形を継続していきたいと思っています」

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