◆ 2023年より新設されたリーグ公式表彰
セ・リーグ公式配信番組「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」が10日に生配信され、番組内で『JERAセ・リーグAWARD』年間大賞の公開選考会を実施。阪神の佐藤輝明が年間大賞に輝いた。
『JERAセ・リーグAWARD』は2023年より新設されたリーグ公式表彰で、JERAセ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セ・パ交流戦を除く)において、公式記録員が当該試合で“勝利に最も貢献した選手”を1名選出。この回数を月単位でチーム別に集計し、ノミネート回数が最も多かった選手が各球団の代表として公開選考会に進む。
年間大賞を決める今シーズン最後の選考会も議論が白熱。レジェンド6名の合議の末に、満票で阪神・佐藤輝明が年間大賞に輝いた。
受賞した佐藤について、高橋由伸氏は「やっぱり年間のノミネート回数も大事ですし、数字ももちろん申し分ないですし、1年間活躍したイメージも強かったのでね。東投手と迷ったんですけどね…」と話すと、宮本慎也氏は「東もありましたけど、1年間優勝チームで4番で、課題だった波も無くね。甲子園で40発ですからね」と虎の4番を絶賛した。
また、成績や数字などに現れない部分の貢献度・話題性を称える『JERAセ・リーグAWARD特別賞』には、阪神の及川雅貴が選出された。選考委員の鳥谷敬氏は「フル回転で頑張ったのは意外に及川投手で、こういった特別賞と考えると及川投手を推したいです。もちろん石井投手も素晴らしい成績なんですけど、石井投手がいない間も色んな場面で使われて、最初は良い場面じゃないところで投げながらの、最終的な数字なので。及川投手にあげたいですね」と推薦理由を説明。他の選考委員も納得の特別賞受賞となった。
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◆ JERAセ・リーグAWARD 2025年度 年間大賞
【阪神】
佐藤輝明
(2025年シーズン成績)
139試合 打率.277(537-149) 40本塁打 102打点
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◆ 年間大賞の代表選手(年間ノミネート回数)
阪神:佐藤輝明(14回)
DeNA:東克樹(10回)
巨人:山﨑伊織(6回)
中日:髙橋宏斗(8回)
広島:E.モンテロ(6回)
ヤクルト:J.オスナ(7回)
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◆ <レジェンドOB>
佐々木主浩氏
宮本慎也氏
前田智徳氏
高橋由伸氏
川上憲伸氏
鳥谷敬氏