SSGに加入した武田翔太(写真=GettyImages)

 韓国プロ野球(KBO)のSSGランダースは16日、ソフトバンクから戦力外となっていた武田翔太投手(32)の獲得を発表。来季年俸20万ドルとされている。

 武田は2011年のドラフト1位指名ソフトバンクに入団し、2012年にデビュー。2015・16年と2年続けて2桁勝利を挙げるなど、NPB通算66勝をマーク。2015年にプレミア12、2017年にはWBCで侍ジャパンに選出された。

 2023年を最後に一軍登板から遠ざかり、昨季4月に右肘のトミー・ジョン手術を受けてシーズン全休。今季6月に復帰を果たすもファームで1勝2敗、防御率4.43という成績で、シーズン終了後に戦力外通告を受けていた。

 KBOでは従来の外国人枠3人に加え、来季から「アジア・クォーター制度」を新設。アジア野球連盟(BFA)加盟国・地域の国籍の選手、またはオーストラリア国籍の選手を対象として1球団1人、契約総額20万ドル以内での獲得が可能となっている。

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