「一番一軍にいたシーズンであり、今までの3年間と比べては成長できたのかなと思っています。今年に関しては、順位も順位であり、チャンスはいただいたので、そういった中で、粘った方なのかなと思います」。
ロッテの池田来翔はプロ4年目の今季、シーズン自己最多の83試合に出場して、打率.238、5本塁打、20打点と打撃部門ではいずれもキャリアハイの成績を残した。
今季は249打席に立った。来季規定打席到達となる443打席に立つために必要なことはどんなことだと考えているのだろうかーー。
「OPSを上げること」と、OPSを挙げた。今季のOPSは.634。「二塁打を打つことを意識してやっているんですけど、打席に立つためには試合に出ないといけないですし、四球だったり死球だったり、出塁率を上げていかないと、試合に使ってもらえない」と口にした。
17日に都城秋季キャンプが終わり、来季に向けた戦いは始まっている。他の選手と差をつけるために、オフの時間にどれだけ充実した練習を行えるかが大事になってくる。この秋厳しい練習で培った体力を無駄にしないために、12月はまず、バッティングよりも体づくりをメインに行っていくという。
「守備もそうですし、バッティングだけじゃ(443打席到達)できないと思うので、守備とか走塁とかも貢献できるようにやっていきたいです」。来季は規定打席到達に期待だ。
取材・文=岩下雄太