日本ハム・松本剛

◆ 「豊富な外野陣の中でどれだけ割って出てこれるか」

 巨人は11月26日、日本ハムから国内FA権を行使した松本剛外野手の獲得を発表した。松本は22年に打率.347を記録し首位打者のタイトルを獲得。今季は66試合に出場して打率.188だった。

 1日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説・大矢明彦氏は「巨人は長野久義がいなくなるし、右の外野手はちょっと手薄になる。その中である程度実績のある松本が(きた)」と述べ「それと新天地でやるということは、気分を一新してもう一回最初からやり直そうという気持ちになってスタートを切れるので、そういう意味ではやはりいい戦力になってくれると思う」と期待を寄せた。

 もう1人の解説・野村弘樹氏は、巨人の外野手争いについて「当然厳しい争いになるだろう。丸佳浩もまだまだやらなければいけないだろうし、若林楽人だったり佐々木俊輔だったり、また浅野翔吾もこれからどんどん出てくる可能性があるので、右打者・左打者も含めて豊富な外野陣の中でどれだけ割って出てこれるかという所では確かに生易しいとは思わない」と分析した上で「それだけ選手層が厚くなるというのは巨人にとっては大きい」と注目した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』

もっと読む