日本ハムは2日、西川遥輝選手と入団合意に達したと発表した。
西川は球団を通じて「スワローズから戦力外と伝えられた時、最後に野球をやるとしたらファイターズしかない、と頭に浮かびました。ファイターズでプレーできなかったら、野球をやめる…ぐらいの気持ちでした。もう一度、ファイターズのユニフォームを着て野球ができることをうれしく思います。若い選手が増え、ファンの皆さんは若い選手の名前を知っている方が多いのかなと思います。そういったファンの方には名前を覚えてもらい、僕が在籍したころからのファンの方には思い出してもらえるように頑張ります」とコメント。
西川は10年ドラフト2位で日本ハムに入団すると、2年目の12年に一軍定着し、14年には全試合に出場して盗塁王のタイトルを獲得。リーグ優勝・日本一となった16年には1番打者として打線を引っ張り、打率.314、5本塁打、43打点、41盗塁を記録した。
17年、18年、21年に盗塁王、16年、17年にベストナイン、17年から4年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、長年ファイターズを引っ張ってきたが、3度目の盗塁王に輝いた21年オフに退団。
22年から2年間楽天、24年からヤクルトでプレーし、今季は49試合に出場して、打率.174と苦しみ、シーズン終了後に戦力外通告を受けていた。西川は21年以来5年ぶりの日本ハム復帰となる。