FAのボー・ビシェット(写真=GettyImages)

◆ フェンウェイ・パークで通算打率.329・OPS.907

 トロント・ブルージェイズからFAとなっているボー・ビシェット内野手(27)について、ボストン・レッドソックスが興味を示しているようだ。現地時間5日、『ジ・アスレチック』が報じている。

 レッドソックスは遊撃にトレバー・ストーリーという確固たるレギュラーがいるものの、二塁のレギュラーは定まっておらず、正三塁手のアレックス・ブレグマンが今オフFAに。ブレグマンとの再契約に失敗した場合は、同地区王者からの引き抜きによって内野陣の穴を埋めるプランが浮上しているという。

 ビシェットは2019年のデビュー以来、遊撃手として716試合に出場し続け、今季のワールドシリーズでは急きょ二塁へ転向。打撃面の評価が高い一方で遊撃守備はリーグ平均以下と振るわず、二塁・三塁の補強候補として複数球団から注目を集めている。

 ビシェットは2016年のドラフトでブルージェイズに入団。2021年から2年連続で最多安打を記録し、通算打率.294、111本塁打、OPS.806をマークしている。今季は139試合に出場して打率.311、18本塁打、94打点、OPS.840の活躍を収め、球団10年ぶりの地区優勝に貢献した。

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