ロッテ・髙部瑛斗はこの秋、自身の限界に挑んだ。
髙部はZOZOマリンスタジアムでの秋季練習中、「まず体の部分ですね。体を強くしなきゃいけないので、どれくらいの能力があるのか把握して、まずは自分の限界を知って、疲れた中で自分の体が動くのかとか、自分の動き、疲れた時にこういう動きになるなとかも考えながら。きついなりに考えてやりたいと思います」と、厳しい練習の中で自分の限界点を知ろうと練習に励んだ。
ZOZOマリンスタジアムでの秋季練習、都城の秋季キャンプを終えて、自身の限界値を知ることができたのだろうかーー。
「都城で知ったのは、僕は疲れないということですね」と頼もしい言葉。「なので、練習量をいくらしても大丈夫だと思ったので、あとは怪我をしないことだけだと思いました」と話した。
自主トレは「自分で没頭したいという感じですね。自分のことに集中して、黙々とやりたいと思います。自分自身を追い詰められると思います」と、一人で徹底的に鍛え抜く考え。
練習しても体が疲れないことを知った髙部は来季に向けて、練習して技術向上を図っていく。
取材・文=岩下雄太